中高生向け「ピクセルアートワークショップ」を開催。
2024年1月に中高生向けのピクセルアートワークショップを開催した際のレポートです。
このプロセスについて
中高生向け「ピクセルアートワークショップ」を開催!
2024年1月に、中高生向けのピクセルアートワークショップを開催しました。
今回はそのレポートです。
講師を務めてくださったのは、
シブヤピクセルアート実行委員会の重田祐介さん、奥田栄希さんです。
お二人はそれぞれがピクセルアートでの創作活動をなさっていて、
実際に描かれた水墨画風の作品や、ゲームの画面などを見せていただきました。
ピクセルアートと聞くと大雑把な絵をイメージされる方が多いのではないかと思いますが、
お二人の作品はとても精巧で、どうやって作ったのか全く想像ができませんでした!
参加者もとても驚いた様子で、一気にピクセルアートへの興味関心が高まっていたように見えました。
ワークショップ本番では、iPadを使って、
“dotpict (ドットピクト) ”というアプリでピクセルアートの制作を進めました。
初日のプログラムは、dotpictの操作をしっかりと覚えるところからスタート。
参加者は簡単なキャラクターを描き、色を変えたり、動作を付け加えたりする機能を学びました。
一通りの操作に慣れたら、いよいよメインプログラムの「オリジナルキャラクター作り」です。
まず参加者は、作りたいキャラクターの属性やタイプ、
特技や職業など、制作のディティールを想像します。
それから名前を決めて、十分にイメージが膨らんだら、実際にキャラ作りがスタート!
みんなあっという間にピクセルアートの世界に没頭していきます。
どうやったらイメージ通りのキャラクターができあがるのか、
参加者たちはあれこれ手探りで制作を進めながら「この形!」と思えるデザインを追い求めていました。
そうして出来上がったキャラクターたちは、全員文がスプレッドシート上に並べられました。
各人の工夫が詰まったキャラクターが一同に介した瞬間は大興奮でした。
会場からは「一生懸命作り込んでよかったー!」という声があがっていました。
2日目のワークショップは、ワールドマップの制作に取り組んでいただきました。
グループ毎に自分たちのキャラが住む世界にはどんな物があるかを考え、
スプレッドシート上に表現していきます。
ひとりひとりの考えるキャラクターや、要素が合わさることで、
ファミコンの画面のような世界がスプレッドーシート上に広がっていきました。
計画的に発展していく部分もあれば、お互いのアイデアに触発されて即興的に仕上がっていく部分もあり、
参加者は他者とのコラボレーションを楽しんでいる様子でした。
最後はグループ毎に街の名前を決めて、テーマを発表していただきました。
各グループからこだわりのポイントが共有される度に「なるほど!」と感心のリアクションが起こり、
それぞれがこだわって制作したワールドマップを称え合いました。
終了後は「またやってみたい!」「家でも書いてみる!」という感想が多く、と
ても有意義な機会だったように思います。
今回は2日間というプログラムでしたが、
教えてくださった講師の方々、ご参加いただいた皆様、それぞれに感謝です。
狛江市では今後もこうした取り組みを通じて、
若者がITツールやプログラミング等に興味を持ち、
デジタルの力を活かした地域発展を志したいと思っています。
こうしたワークショップなどにご興味があれば、ぜひいつかご参加ください。
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講師:重田さんの作品、取り組み
■URL:https://www.youtube.com/@shigetayusukecom
講師:奥田さん作品
■URL:https://www.youtube.com/playlist?list=PLPdpktd3XYp29rH5Ux3F-9zb5kRPejOO2
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