住民参加型「アイデア発想ワークショップ」を開催。
デジタルの力で人にやさしいまちの実現。
About this process
住民参加型の「スマートなまちづくり」アイデア発想ワークショップ。
狛江市では、令和3年度に策定した狛江市DX戦略で
「デジタルの力で人にやさしいまちの実現」を掲げました。
①庁内DX(主に市役所の内部事務のデジタル化)
②行政DX(主に行政手続きのデジタル化) を進めるとともに、
③地域DX(地域におけるデジタル化) を通じた
狛江市民のWell-Beingの向上を目指しています。
このため、2023年度からは国のデジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ-TYPE2)と、
東京都の「地域を主体とするスマート東京先進事例創出事業」の助成をいただき、
地域のDXを加速しようとしているところです。
この記事では、こうした動きの第一歩として開催した、
住民参加型の「スマートなまちづくり」アイデア発想ワークショップについてレポートします。
このワークショップは2回に分けて開催されました。
講師は株式会社イトナブに所属され、日本全国でワークショップをご提供されている相内洋輔さん。
ワークショップ運営のベテランです。
相内さんのワークショップブログ
■URL:https://workshop-design44.com/
第1回(12/3)のワークショップでは、「狛江らしさ」とは何かをみんなで語り、
どのような特徴に沿ったDX施策が実現されると、
市民のWell-Beingが高まるかを自由に考えていただきました。
「グリーン・ハイ・コンパクトシティ」「中毒性のある町」など、
狛江の魅力をズバッと切り取るキャッチーな言葉がいくつも生まれ、会場は大いに盛り上がりました。
こうした住民対話に参加するのは初めてという方も多かったのですが、
「狛江の好きなところをみんなで語り合えて嬉しかった」と感想を教えてくださり、
また参加したいと笑顔で帰って行かれたことがとても嬉しかったです。
続いての第2回(12/17)では、第1回の議論を踏まえて、
狛江市のスマートシティ施策を具体的に考えていただきました。
第2回は講師の相内さんが開発された、
妄想アイデアトレーニング「モウトレ」というアイデア発想ワークショップを体験。
「2050年、住民の"Well-Being"が、国内で圧倒的トップの狛江市になっているとしたら、どんな施策や取り組みが行われた結果?」
というお題が出され、MouMa.bizというサイトにアイデアを入力しました。
その数なんと213個!
この大量のアイデアを土台にして、グループ毎に具体的な施策をつくり、全体に発表いただきました。
【発表いただいた各施策の概要】
・スローライフを充実させる出会い(人やモノ)の創出事業
・住民のお困りごとを解決する包括的サブスクリプションサービス事業
・多摩川を活用したイベント開催・起業支援
地域ポイントの付与、物々交換のマッチング、
自動運転技術による市内の回遊促進、イベント開催の通知などなど、
各グループとも、多彩な観点から施策案を作ってくださったことが印象的でした。
狛江市では、地域DX(地域におけるデジタル化) の推進に向けて、2024年にも4回の住民対話を予定しています。
ご興味を持たれた方がいらしたら、ぜひ次回は会場に起こしいただけますと嬉しいです。
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